Unity独学のすゝめ其の弐 ~具体的に何をする?~
独学を始めるには?
前回の記事↓でUnityのインストールは紹介しました。
この真っ白な地形からどうやったらゲームを作れるのでしょうか?僕らが普段触れているゲームはどれもプロが作って世に出したものばかり。とても作れそうな気分にはなれません。しかし、時間と努力+最低限の資金で誰でも遊べるゲームは作れます。(かと言って、僕がその域に達しているかというと多分ノーでまだまだ精進していきたいなと思っています)
ここで、皆さんに絶対に読んでもらいたい必携書をお勧めします。
高校生のための ゲームで考える人工知能 (ちくまプリマー新書)
- 作者: 三宅陽一郎,山本貴光
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2018/03/06
- メディア: 新書
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『高校生のためのゲームで考える人工知能』です。この本を常に持ち歩いて繰り返し読めば、こんな処理をしたら面白いゲームを作ることができるのでは?というアイデアが湧いてきます。
具体的な例を紹介します。
今あなたがゲームの敵だとして、プレイヤーは勿論あなたにとっては敵です。プレイヤーが強そうなときはやられる可能性が高いので逃げたくなります。そんな時に…
こんな風に図にしてみることができます。これをフローチャートなどと呼んだりします。そしてプログラムはほとんど全てフローチャートで表すことができます。
例えば2Dゲームの王道『マリオ』では、
Bが押され、且つ方向キーが押されてる→その方向にダッシュ
クリボーに当たる→ダメージを食らうなどといった具合にです。
自分の今遊んでいるゲームのフローチャートをまずは考えて書いてみましょう。
ここまで出来たら、処理の流れを理解したことになります。
こんな風な処理の流れのことをアルゴリズムと呼びます。
いま皆さんは中学生以上ならば、英語の勉強が本格的にスタートしましたね。英語で文章を書くときには…
①まず、何を書くかを考える
②次に、文法規則に基づいて①の内容を文章にしていく
①の部分が今学んだアルゴリズムに相当します。
つまり、皆さんは後は文法に基づいてプログラムを書くだけです。
(勿論、よりコンピュータに負荷の少ないアルゴリズムを追求しなければなりませんし、僕もアルゴリズムの勉強は全然できていませんがこのブログでは自分で自分の作りたいゲームを作ることを最大の目標にしますので、そこまでアルゴリズムには拘りません。)
ところで、アルゴリズムを書くときには
算数・数学・物理を知っておくと楽にかける場合があります。学校の成績は全く気にしないでください。僕は数学は苦手且つ嫌いだったのですがUnityのおかげでまだ苦手の部類には入りますが数学を好きにはなりました。
明日は参考書を紹介し、作成するゲームを絞って具体的なプログラムの書き方を見ていきましょう!
今日も見に来てくれた人、ありがとうございます♪