JAGMOの幻想水滸伝!

 

幻想の世界へ

イケメンの指揮者の方(ゲームタクトで本人がおっしゃっていました)が急に後ろを振り返り、幻想の世界へがスタート。この前のコンサート

『音楽で巡るドット絵RPGの遺伝子』感想!! - Unity U高校生向けブログ

のそれとは出だしから全く違う。B席にいた自分の後ろからで皆一斉に後ろを振り返り、「どこ?」なんてコンサート中にも関わらず驚きを隠せず言ってしまう。目視はできなかったもののどうやら入場口付近らしい。

その後Ⅱの「回想」を含む各ナンバリングタイトルを代表する曲が含まれる。

そして、先程の音の正体(遠すぎて確認できなかったけど、山本P含む3人のトランペット🎺)

~幻想の世界へ締まる~

 

幻想水滸伝

先の決起集会

JAGMO幻想水滸伝決起集会にて - Unity U高校生向けブログ

で予習?済みの「La Mer」。買っただけでプレイはできてないものの(勉強時間との擁立…)オープニングも見ていたし、やれていない作品も勉強のバックグラウンドでまわしていたので聞いたことあったので普通に最高の気分になれました。その後も見プレイが続くものの、編曲、指揮、演奏に於いて何一つ飽きることなく比べてしまっては申し訳ないのだが、ファミ通コンサートよりも楽しめた(完全に個人の偏見なのだせけれど、ここまで強く思えるのだから不思議。松崎さんは両方の編曲をされているし、深澤さんの編曲もスゴいし、指揮者の方も素人が見てもどちらもスゴいと分かるほど素晴らしいのに…)

そして3章まで進んでいくなかで「輝ける海よ!空よ!」のフレーズが印象深い。まったく内容を知らないのにここまでモチーフを繰り返してくれるとそれだけでストーリー性が感じられる。小耳に挟んだ話だけど、複数の組で4が一番良かったと話を聞いた。個人的には甲乙つけがたいが、本当に楽しめたことは再び強調したい。

 

幻想水滸伝

「予感」は唯一Ⅰをプレイしても予習できなかった曲YOUTUBEで見とけば良かった…。CMでと言われてもその時代に産まれてすらいないので見ることは無かった…2回目やってくれるんだろうかと思ってたけど無事に「幻想の世界へ」が演奏されて一安心。「栄える黄金の都」では手拍子での演奏が心に残った。他で印象に残ったのはやっぱり「パッサカリア」。愛しのネクロードのテーマをチェロの方のソロ。スゴすぎました。「月夜のテーマ」は昼夜で3回位アレンジを含めて演奏されたけどやっぱり飽きない。城を夜に歩いたのが思い出される。最後に情熱が歴史を動かしつつメインテーマのモチーフも当然あったので本当にスゴい締めでした!‼️

 

幻想水滸伝

時間に追われる中唯一108星を揃えることが出来たのがこのⅢ。それ故、聞いたことのない曲は無い中で集中できる!と思ってたらこの作品の平原系ってモンスターのポップが少ない上にマップが単調なのでどの平原だっけ?となってしまった。イクセとチシャが一瞬ごっちゃになったり(大空洞は間違えようもない)。プレイしてる時は意識してなかったけれど、通常戦闘、中ボス戦も何パターンか曲があり、確かに言われてみれば聞いて戦ってたことあるなぁと思う。何かⅢって決戦前の一夜みたいのも取り払われて、曲も前作ほど多様じゃなくなってるような気がして残念。トーマス編はやってないけれど、ルックをやれたのでそれだけで良かったとは思う。ジンバとルックの会話が一番好き。

 

幻想の世界へ

多分完全に一緒だったのではしょります

幻想水滸伝

こいつもやったことないので、和風なのとOPは知っていたけど不安だった。でもやっぱり少し作業用にかけていただけで、その不安を払拭させてくれるもので、きっとこういう曲なんだろうな。という感じで楽しむことができた。一回でもJAGMOで聴くと僕の頭はトンチンカンになるらしく、その曲を聴いただけで若干オーケストラ風に思い出してしまう。(なのでONCE UPON A TIMEとかは原曲を聴いても原曲が思い出せない)。買ってはいるので多分プレイしたときに思い出してくれると思う。やっぱりメインテーマのモチーフの扱いが印象的なのと、Ⅰのモチーフがあったのでそれを見つけられただけでも楽しめた。

 

幻想水滸伝

最後のシリーズ。いきなりOP、逃走イベント、戦闘ときて「回想」。ピアノとバイオリンかヴィオラ(音楽の知識が無さすぎる)の演奏で周りの人達のハンカチを上に上げる回数が増える。その後ビクトールの砦→救出まで行き、1楽章目終わり。

2楽章ではやっぱり、ミューズとネクロードのテーマが印象的。「GOTHIC NECLORD」やるからまってろ!という意味を込めてか冒頭だけノースウィンドウのBGMの後に流れた。

3楽章で印象に残ったのはグリンヒルの音楽たち。変なストーカーとか、謎の抜け道とか、ユーバに変なの出されたり(結局ユーバって何者?)

4楽章はルカがようやく死ぬ。「豚は死ね!」はご遠慮下さい。蛍の演出はルカとの対比も相まって、個人的にもお気に入りです。その後、(音楽無知の僕でも分かるようなベートーベンの「運命」の「デデデデーン」が3回流れ)コンサートから5日経って突如「運命」ではなく、バッハの「トッカータとフーガニ短調」だったと気づく。何で今?やはりネクロードさんに騙されていた?何で自発的に?謎は残るけど、フーガ繋がりでしょうか。最高の入りでした。「構えとけよ」とでも言いたかったように愛しの「GOTHIC NECLORD」が流れる(毎日20分聞いてた。)圧倒的な演奏で鳥肌がヤバくなり、演奏が終わった後には放心。その後暫く全部聴いたはずなのに曲目がわからない。気が付いたら「銀狼」が終わっており、エンディングを判別していた。でも素晴らしいというのは思い続けており、終了。

 

アンコール

指揮者が出入りを繰り返した後、手拍子を求められ、皆ノリノリで応じる。「幻想の世界へ」のモチーフと、各シリーズのメインモチーフとⅢの中ボス戦などが確認できた。そしてアンコールなので短めではあるものの「GOTHIC NECLORD」が再臨し、スタンディングオベーションするかどうか本気で迷う。結果としてしていなく、そこが今でもモヤモヤしている。演奏も素晴らしかったしネクロードへのお礼も含めてなぁなんて。

 

その他

席の都合もあってか、演奏中の咳払いや途中入場が目につく。前者は生理的な物であり完全に防ぐことはやはり不可能。しかし、冷房直撃席やホール後方がかなり乾燥していたことが原因の1つに在ることは否めない。また、休憩時間中にホワイエに出て喉を潤したり、咳払い程度は楽章の間に済ませられるものは済ませておきたい。後者に関しては、仕事で途中からという人は仕方ないと思うが、運営にも責任はあると思う。まず、男性が10%位だったので、当然女子トイレは大変なことに。決起集会や幻想水滸伝というタイトルを鑑みれば、女性が多いのは目に見えることで、休憩がもう少しあってもいいと思った。もうひとつの原因は物販だと思っており、開演前に買うものを書いて出してもらい、それに整理番号をふっていくなりして、(人数が多すぎたので現実的ではないけれど、代替案らいくらでも出そう)閉園後にその番号に基づいて商品を渡すとかできると思う。なんか奏者、指揮者の方に客として申し訳ないなぁと思ってしまった。